木屋は明治30年呼子魚市場が開設されるのに伴い鮮魚店と蒲鉾屋として創業し120年になります。
創業以来製造している『阿つ焼』はエソとタイを手作業で三枚に下ろし地卵と混ぜ、約8ｋｇある鉄鍋で1時間弱かけて手焼きします。
作業場は50度氏以上にもなり重労働です。魚のカステラといわれています。木屋の製造理念を具現化した象徴的な商品です。
私は昭和50年代末に33歳の時にUターンで東京から戻り、家業を継ぎました。都会の喧騒より呼子の自然・風土の中で生活し、郷土の発展の一翼を担いたいと決心しました。
以来、まちづくりに様々なイベント・企画・事業を実行してきました。
「木屋の発展は郷土の発展と共にある」が会社の基本方針です。
会社の事業は鮮魚、蒲鉾から海産物全般にテリトリーを広め、さらに呼子・唐津・佐賀の良さをわかってもらう商品開発・企画を行っています。
木屋の社員達が精魂を込めた品々を味わっていただければ幸いです。

代表取締役社長　山下正雄